2012年03月02日

国は守ってはくれない液状化現象

最近の建物に関しては、充分な耐震対策が為されています。
これは国の安全基準として定められているので当然です。

もし対策が為されていない住宅が建てられるとすれば、
それは悪徳業者と見て良いでしょう。

一方液状化現象についてはその限りではありません。
こちらに関しては国の安全基準が定められていないのです。

ですので充分な締め固めや基礎が作られているかどうかは、
世帯主の指示や施行業者の良心にかかってくるというわけです。

もっとも今後安全基準が作られるようなら、
耐震設計と同様に義務化が行われるようになる可能性はありますが。

最終的に、自分の家を守るのは自分自身です。
災害で家を失ってしまわないよう、予め気をつける必要があります。