2012年01月04日

後発医薬品を必要以上に慎重視する理由

後発医薬品は安価で正規のお薬と同様の効果が得られる夢のお薬ですが、
その一方で、やはりその安全性を懸念する声も少なくありません。

それは、例え成分が同じでも全く同じものにならないというのもありますが、
安価に大量生産しようとするために、
その安全管理がしっかり為されていないなどの理由があります。

後発医薬品の多くは海外で生産されています。

それもそのお薬のためだけに専門の設備を構築するのではなく、
儲けが薄くなったらまた別のお薬を作るといったことができるように
汎用的な作りとなっています。

製造工程が違えばそれだけ本物との違いも大きくなりますし、
加えて設備を流用すれば思わぬ成分の混入だって有り得ます。

何より問題なのは、成分が同じなら検査は必要ないだろうとする点です。

もちろんそれにより安くできるというメリットはあるのですが、
言うまでもなくこれは危険性を増す要因となります。